Red Hat Advanced Cluster Security for Kubernetes サポートポリシー

概要

Red Hat では、Red Hat Advanced Cluster Security for Kubernetes (“RH ACS” または “ACS”) の製品ライフサイクルを公開しています。これにより、お客様およびパートナー様は、インフラストラクチャーの計画、デプロイ、およびサポートを効果的に行えます。Red Hat は、可能な限りの透明性を実現するためにこのライフサイクルを公開していますが、問題が発生した場合はこれらのポリシーに例外を設ける場合もあります。

Red Hat Advanced Cluster Security for Kubernetes は、時間で区切られた段階的なライフサイクルを提供します。RH ACS 4.4 以降、Red Hat では、お客様にアップグレードを計画する機会を十分に提供するため、4 カ月ごとにリリースすることを目指しています。

リリースされたすべてのエラータには、有効なサブスクリプションによりライフサイクル期間中はアクセスできます。

RHACS の詳細な互換性とサポートマトリクスについては、こちら を参照してください。

ライフサイクルフェーズ

フルサポート

このフェーズはマイナーバージョンの GA/リリースから始まり、6 カ月後に終了します。

フルサポートは、公開された対象範囲およびサービスレベルアグリーメントに従って提供されます。

フルサポートフェーズでは、評価済みの 「重大」および「重要」のセキュリティーアドバイザリー (RHSA) が利用可能になり次第リリースされます。優先度が「緊急」および一部の「高」のバグ修正アドバイザリー (RHBA) が利用可能になるとリリースされます。その他の利用可能な修正および評価済みのパッチはすべて、定期的な製品アップデートでリリースされる場合があります。セキュリティー修正およびバグ修正を受け取るには、お客様にはお使いの RH ACS 環境をサポートされている最新のマイクロ (4.x.z) バージョンにアップグレードしていただくことになります。

メンテナンスサポート

RH ACS 4.4 リリース以降で利用可能

このフェーズは、それぞれのマイナーバージョンのフルサポートフェーズの後に開始され、GA の 10 カ月後に終了し、リリースごとに 4 カ月のメンテナンスサポートが提供されます。

メンテナンスサポートフェーズでは、評価済みの 「重大」および「重要」 セキュリティーアドバイザリー (RHSA) が利用可能になり次第リリースされます。優先度が「緊急」で、一部の優先度「高」のバグ修正エラータアドバイザリー (RHBA) が利用可能になり次第、リリースされます。その他のバグ修正および機能強化 (RHEA) アドバイザリーは、Red Hat の判断でリリースされる場合がありますが、必ずしもリリースされるとは限りません。新機能または拡張機能は提供されません。

メンテナンスサポートフェーズの終了後も、お客様には引き続きソフトウェアおよびドキュメントをご利用いただけますが、テクニカルサポートについては、サポートバージョンへのアップグレードに対するサポート以外は提供されません。

ライフサイクルの日付

Red Hat Advanced Cluster Security for Kubernetes のライフサイクルの日付は、以下の表に記載されています。

対象範囲